スペインの宇宙食



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周知の事実だが、

この国では、サブカルチャーが宗教の役割を果たしている
という事実が横たわっており、具体的でも抽象的でもない中身のない
モノがまるで、情報の洪水とともに、神のように崇め奉られている。
具体性を伴わない事実、抽象性のない思想は、まさにゴミと供に
葬られるべきでだが、一部の妄信的信者が、輸入文化に憧れ、カタカナの外来語という波状攻撃により、ついに思考停止に陥り、カルト的なモノに甘美な尊敬を示すことになってしまう。まさにその典型といえる文にひさびさに出会ってしまった。 著者の音楽理論については星5つを上げても良いのだが。
優雅で退廃的

優雅と退廃。
高尚と卑俗。
統合と分裂。
アーティストが本来書く文章って本来こういうもので、端正な文章ではないですよね。音楽家として理想的な文章家だと思います。
彼の創作活動とも首尾一貫しているし、意外ですが非常に誠実な印象を受けます。
bounceでのCDレビューもすばらしい。
読んでいて、根本敬や掟ポルシェにも通じる水脈だとも思いました。
ああ、やべえ、面白すぎるよぉ

菊池氏がこれだけの文才をもっている人間だと知らなかった自分に後悔。さっそく彼のサイトをブックマーク。10年位前に友人に「すんげぇ、バカみたいなラジオをやってるバンドがある」って聞いてたんだけど、それが初代SPANK HAPPYだった。で、僕は今、彼の本でそのバカバカしさを確認しているってことだ。あ、ここでいうバカバカしさはもちろん知識が狂気と凶器の接点段階にいたってことね。本を読んでいるうちに、たくさんの語彙や固有名詞をGOOGLEで検索したり、書棚から本をかき出したり、CDラックをかき回したりしたくなる一冊。まずは、スペインの宇宙食について検索だな。
しまった!!

他の方のレビューを読んでて歯軋りをした。くそっ、何で自分は今の
今まで菊池成孔を知らなかったのだ!と。この本では彼の魅力の一部
しかわからないのか・・・ホームページのときはもっと過激だったの
か・・・という事実を知ると本当に残念でしょうがありません!

僕はたまたまこれ読んで一発で彼のファンになりCDも買い(贔屓目

なんて必要なしの心臓に一撃ヒット!素晴らしい音)はまりにはまっ
っている最中です。2004今年イチオシなんたらというムックで、二人
の小説家がこの本をベスト3の中に上げていましたが、源一郎君とか
微妙な立場の若手作家の方などに読んで欲しいです。このエッセンス
は今までにないよ。

あーかっこいいなぁ。もっともっと彼の文章が読みたい。完全に中毒
になってしまった。
めくるめく菊地ワールド。

40歳の自称「男の子」菊地成孔氏のエッセイ集。私は菊地さんのサイトからザ・菊地ワールドに入った口で、サイトが一時閉鎖になったときはとても寂しかったと同時に、少しホッともしました。というのは、彼の文章に依存して毎日毎日アクセスをしてその語彙や表現力に驚嘆し、うっとりする時間というのは私の一日の中でとても大きなスペースをとるようになり、次第に日常生活も侵食し始めていたからです。結構そういう「信者に近い読者」は多かったのではないでしょうか。そして横書きで綴られた大量のWEBテキストを卒業したあとに改めて対峙したのがこの縦書きヴァージョンの菊地ワールド。正直なところあの強烈に魅力的だった饒舌でポイゾナスな部分は採録されていないのでゾクゾクするスリル感は薄くなったと思います。でもその分、彼の美文調が際立って、一つの作品・個人史として浸ることができると思います。DPRGの音楽のファンにも、そうでない人にもまず読んで欲しいです。万人向けではないのは100も承知でリスペクトします。きっとフィットする人には唯一無比のテキストになるでしょう。

ちなみにお兄さんは作家の菊地秀行氏。そして表紙を取ると、まるでフランス語のテキストみたいなステキなこだわりの装丁を見ることができます。これは友人に指摘されて初めて気が付きました。帯の背のなんだかすごいキャッチフレーズとあわせて、ぜひ味わってほしいと思います。どこまで本気でどこから洒落なのかしら。楽しく煙に巻かれます。



小学館
歌舞伎町のミッドナイト・フットボール―世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間
ユリイカ 2006年4月号 特集 菊地成孔 正装の、あるいは裸の
200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀 (学研200音楽書シリーズ)
憂鬱と官能を教えた学校
南米のエリザベス・テーラー







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